スキンケアをすると肌がベタベタする問題の解決策
メイクの刺激からお肌を守るためにスキンケアは必須です。ですが、ベタベタしてメイクどころじゃなんですけど!?という方も必ずいらっしゃいます。
無理にメイクしようとムラができてしまいますし、洗い流してやり直すのも面倒なですよね。かといってスキンケアしないと肌が痛まないか心配です。
そこで今回は、今まで私が見てきた女性の症例を元に、考えられるベタベタする原因とその解決策についてご紹介します。
Contents
原因1:肌になじみにくい保湿成分を使っている。
あなたはどんな保湿成分で保湿しているでしょうか?美容にそこまで感心がない人だとよく「ヒアルロン酸」という保湿成分が選ばれます。ですが、これこそがベタツキの原因になるので注意です。
ヒアルロン酸は、保湿美容液がつけられる肌の表面にはない物質です。(皮膚の奥の方にはありますが)
ですので肌の表面につけたとしても、肌表面にある物質と性質が違うのではじかれやすいです。それにヒアルロン酸の分子の大きさも関係しています。分子が大きいため、よりいっそう肌に浸透しにくいのです。
[icon image=”point-b-r”]同様に、こういった保湿成分はベタベタしやすいので注意! [check_list image=”check3-r”]
- ヒアルロン酸
- コラーゲン(肌に塗るもの)
- エラスチン
解決策1:肌になじみやすい保湿成分でベタベタを防ぐ!
この解決策はいたって簡単。ベタベタしやすい保湿成分から、ベタベタしにくい保湿成分に変えるだけです。
もしあなたが上で紹介したようなベタつきやすいものを使っているのなら、「セラミド」という保湿成分が入ったものに変えてみてください。
セラミドは肌にもともといくらかは備わっている成分なので肌馴染みがいいですし、それでいて今存在する保湿成分のなかで、最も保湿効果の高いものです。
ヒアルロン酸の用に内部に水を吸収するものでもなく、油のようにフタをするという古典的なものでもなく、セラミド分子自体がガッシリと水分子を挟み込みます。
ですのでセラミドがなくならない限りは、水分を失わずにすみます。(とはいってもセラミドは肌馴染みがかなり良いので、洗い流したりしない限りはなくならないのですが。)
原因2:乳液やクリームのつけすぎ
乳液やクリームも保湿成分ですが、これは保湿美容液に油を追加したようなもの。ですのでつけすぎると、油だらけでベタベタとした肌になってしまいます。
乳液やクリームは、肌が荒れて硬くなっていて、槍(やり)のように逆立っているときには必要です。ですがそれ以外のときに油は必要ありませんので、乳液もクリームもつけなくて良いのです。保湿美容液で十分です。
というと、よく「油でフタをしないと保湿できないんじゃない?」と言う方がいらっしゃいますが、油でフタをしないといけなかったのは、保湿成分が十分広まっていなかった時代の話です。
今は保湿成分が強力になっているため、油でフタをする必要はありません。それどころか、ベタつきやニキビなどの原因となることがあります。
解決策2:美容液に変更する
肌に油は必要ないため、乳液やクリームはいったん使うのをやめて美容液に変えてみましょう。それだけでサッパリとした肌触りになるはずです。(それでいてしっかり保湿できているのがすごい)
乾燥したときにすぐに保湿するようにすれば、ベタベタがなくなるだけでなく、肌の状態は着実に良くなっていくでしょう。
化粧水はサッパリしてはいますが、保湿効果が十分でないので保湿用としてはおススメできません。勘違いされやすいですが、化粧水はお肌に栄養を与えるものです。
原因&解決策3:汗まみれの状態でスキンケアしている
たぶんこれはないと思いますが、一応紹介しておきます。暑い夏に、面倒だからといって顔を洗わないでスキンケアする人がいらっしゃるかもしれません。
ですが、洗顔しないと皮脂が顔に残ったままなので、これが化粧品の邪魔をします。皮脂はネバネバベタベタとした肌触りなので、これが残ったままだとスキンケアした後の肌もネバネバしたような状態になってしまいます。
そういった問題を防ぐためには、スキンケア前にきちんと洗顔することが重要です。そうすれば肌に栄養を与える化粧水などの効果を底上げすることもできます。