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意外と知らないリキッドクレンジングのメリット

 2017/11/17 クレンジング
この記事は約 5 分で読めます。 1,927 Views

あなたは普段どんなクレンジング剤を使っていますか?

クレンジングはメイクをしている人には欠かせないアイテムです。なぜならメイクをしたまま眠ると、色素沈着などのトラブルが発生したり、お肌に負担がかかってしまうからです。

クレンジングとひと口に言ってもドラッグストアではさまざまなものを目にすると思います。
大きく分類するとリキッドタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプ、オイルタイプの4種類です。

この4つは何が違うのでしょうか?

クレンジングについて知ろう!

リキッドクレンジングの魅力を知るために他のクレンジング剤の成分と効果を比較していきます。

含まれている油分量の違い

化粧品は水分(汗や雨)で簡単に落ちないように油分を含んで作られています。なので水やお湯だけでは簡単に落ちません。

「歯には歯を、目には目を」という言葉があるように、油には油をということで、化粧を落すには油成分が必要です。

順番でいうと、
オイルタイプ>クリームタイプ>ミルクタプ>リキッドタイプ
の順に油分が多いです。

クレンジングには必要不可欠!界面活性剤

(出展:https://www.nikkol.co.jp/colloid/)

サラダ油とお水を一緒にペットボトルに入れて、振って見てください。単純に水と油を混ぜただけでは上下に分離してしまいますよね。

メイク落としには必ず界面活性剤というものが入っていますが、
メイク落としとして成立させるために界面活性剤には水と油を馴染ませる重要な役割があります。

油でメイクが落ちることはわかりました。ですが油を顔につけただけではヌルヌルとした感じが残ってしまいます。これを落とすのが、界面活性剤です。

順番としては
オイルタイプ>リキッドタイプ>クリームタイプ>ミルクタイプ
の順に多く含まれています。

界面活性剤はいい面もありますが、お肌表面の皮脂を落とし過ぎてしまうことや、角質がダメージしてしまうというデメリットがあります。

上記の順で汚れを落す力が強いので=お肌への負担が大きいです。

リキッドクレンジングのメリット4つ!

さらさらとしたテクスチャー

オイルやクリームと比べると主成分が水なのでさらさらとしていて、洗いあがりもベタつきが少ないです。洗ってもなんだかベタベタするのが気になる…という人にオススメです。

メイクがよく落ちる

界面活性剤がオイルタイプの次に多く含まれているので、濃いアイメイクやウォータープルーフのマスカラ、日焼け止めなどをしっかり落すことができます。

弱い洗浄力のクレンジングを使い、なかなかメイクが落ちなくて長時間ゴシゴシするより、短時間でさっと落す方がお肌への負担が少ないです。

なのでナチュラルメイクの方より、しっかり濃いメイクをされている方にオススメです。

濡れた手でも使える

主成分が水なのですこし手が濡れていても使えます。お仕事で疲れて帰って来た時にお風呂場ですぐ使うことができます。

拭き取りクレンジングとして使える

コットンにたっぷりと含ませると拭き取りクレンジングとして使えます。使う量が少ないとお肌と摩擦が起きてしまうので、ひたひたになるぐらいにつけるのがポイントです。

デメリットも理解しましょう

界面活性剤が多く含まれているるのでメイクはよく落ちるのですが、その反面お肌に負担が掛かっています。クレンジング剤なので仕方がないことですが、時間をかけずに、かつきっちり落すようにしましょう。

リキッドクレンジングの正しい使用方法

①濃い部分のメイクを落す
コットンにクレンジングをしっかり浸し、アイメイクや口紅などの濃い部分に軽く押し当てます。ゴシゴシとこすらなくて良いです。

後で全体を落とすので、ここでは馴染ませておくイメージです。

②皮脂の多いTゾーンからつける

リキッドクレンジングはよく汚れが落ちるので、油分が多くて汚れやすい場所からつけ乾燥しやすい部分は後でつけます。時間差で使用するとお肌への負担が少ないです。

指の腹で優しく、くるくるとなじませます。小鼻は特にファンデーションが残りやすいので忘れないようにしましょう。

③全体になじませる
全体に馴染ませる時にお肌の上を滑らないようであれば量が足りていません。お肌との摩擦を少なくするために、クレンジング剤を足しましょう。

④ぬるま湯ですすぐ
自分の体温よりすこしぬるいぐらい(35度以下)がベストな温度です。熱すぎは皮脂を落としすぎてしまいます。また、冷たすぎると毛穴を引き締めてしまい汚れが完全に落ちません。

ちなみに、シャワーを使いザーっとお顔を洗い流すのは皮膚への負担がかかるのと、たるみに繋がるのでやめましょう。

洗面器にぬるま湯をため優しくすすぎましす。お肌にクレンジング剤が残ったままだと荒れてしまう原因になるので最低20回はすすぎましょう。

⑤タオルで水分を優しく拭き取り、化粧水+乳液で整える

以上です。ダブル洗顔が必要なタイプのももあるので商品によって確認してください。

お肌に合うものを使い、肌ストレスフリーに

クレンジングの種類により、メリットとデメリットが同じだけあるので一概に、これが一番良い!とは残念ながら言えません。

その時のメイクの濃さや、肌の状態によって使い分けるとお肌に負担がなく、メイクを落とせるので使い分けることが良いでしょう。

素肌の状態が良いと化粧のノリがとても良いです。エステティシャンの中で「スキンケアで一番大切なのは正しいクレンジングという方もいるほどです。

素肌を大事にするために、お肌に合うものを使い肌ストレスフリーを目指しましょう!

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