おでこがベタベタ脂まみれになるのを防ぐ方法
このところおでこが脂っこくてベタベタする、前髪がベタついて見た目が悪いと悩んでいませんか。
前髪が脂でおでこにべったりとくっついたり、写真でおでこだけ光って写っていたなんてことはどうしても避けたいですよね。
おでこのベタつきの原因と対処法について今回はいろいろと調べてみました。
どうしておでこがベタベタするのか
おでこがベタベタして光ってしまうのは、「おでこの皮脂が過剰に分泌されてしまっている」ことが関係しています。
皮脂が過剰に分泌されてしまう原因は大きく以下の3つのことが考えられます。
- 遺伝
- 生活習慣が乱れている
- 肌が乾燥している
それではそれぞれの原因の対処法を見ていきましょう。
遺伝が原因のベタつきであれば改善しようがない?
毛穴は皮脂の出口となるため、毛穴の開きが大きい人はその分皮脂の分泌量が多くなります。
これは男性ホルモンと深くかかわっています。つまり、男性ホルモンが多い人ほど毛穴が広くなり、皮脂腺が発達しやすくなることで、ベタつきやすくなるということになります。
残念ながらほぼ先天的なものが原因となるので、変えることはできないでしょう。
しかし、適切なケアを行うことで皮脂の多さを目立たせなくすることは十分可能なことです。
顔がベタついてしまうと1日に何度も洗顔をしてしまいがちですが、洗いすぎても逆に乾燥を引き起こしてしまうため、逆効果となります。
遺伝が原因の場合は洗顔料や化粧水を選ぶときにオイリー肌向けのさっぱりとしたものを選ぶと良いでしょう。
遺伝が原因のベタつきについては乳液を使用すると逆に脂分が増えてしまってさらにベタつきがひどくなってしまうので注意してください。
生活習慣の乱れで皮脂が多くなるの?
おでこのベタつきは日頃のストレスや食生活の乱れが原因となることもあります。
ストレスを与えられることにより、自律神経を調節している脳内の視床下部の機能が落ち、様々なホルモンが異常な分泌を起こします。男性ホルモンもその影響を受け、異常な分泌を起こすと皮脂の分泌量が増え、ベタついてしまうのです。
しかし、日頃のストレスはそう簡単には減らすことはできないですよね。
いろいろなストレス解消法を試してみて、細胞レベルで喜びや楽しさ、癒しを得ることを心掛けて生活をするとホルモンバランスが良くなるかもしれませんね。
だからと言って暴飲暴食や夜更かしでストレスを解消しようとすると逆にバランスが悪くなって逆効果になる可能性が高いのでやめた方がよさそうです。
特に塩分の多いポテチや脂っこい食べ物、特に揚げ物などは避けた方が良いでしょうね。
肌の乾燥対策が間違っているかも…
これまで読んできた人には皮脂の分泌が多くなること、つまり顔の脂分が多くなることで、おでこのベタつきが出ていることは理解していただけたのではないかと思います。
最後の原因として考えられるのは肌の乾燥です。おでこの皮膚の水分が少なくなることで皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌が多くなります。水分が少なくなることで相対的に脂分が多くなってしまう可能性も考えられます。
顔が乾燥する理由としては洗顔のしすぎが挙げられます。特に思春期の人は顔のテカりが気になるため、つい洗いすぎてしまう傾向にあります。そのため余計にベタついてしまい、悩んでしまう人が多いのです。
洗顔は基本的に1日1回で十分で、多くても朝と夜の2回までにするのが良いです。
乾燥が気になる人はさっぱりとしたオイリー肌用の洗顔料や化粧水は避けましょう。遺伝で皮脂の分泌が多くなっている人とは逆ですね。
というと、「オイリー肌なのか、感想肌なのか、区別がつかなくない!?」と思うかもしれませんが、乾燥によるベタツキの場合は、ところどころ肌の乾燥が目立つのが特徴です。
洗顔料はしっかり泡立てて、手が顔に当たらないくらい柔らかくなでてあげるだけで汚れは落ちます。
また、洗顔料の使い過ぎで乾燥を引き起こしているので、乾燥が気になれば体温くらいのぬるま湯で顔を洗うようにし、洗顔料を3日に1回程度に減らして使ってみることで乾燥がマシになりますよ。
他にも紫外線を過剰に浴びてしまうことで皮膚の細胞の水分が失われてしまって、肌の乾燥を引き起こしていることもあるので、それが原因であると感じたら日焼け止めクリームを塗るようにしたり、日焼けを避けたりする対策が必要になります。
まとめ
おでこがベタベタして脂っこくなる原因にもいろいろあります。遺伝やストレスによって皮脂の分泌が他の人よりも多ければおでこのベタベタを感じる機会がどうしても増えてしまいます。
それでもきちんとした対策を行えば、ベタベタして光ってしまうということをなくすことは可能です。
様々な原因がありますが、大切なのはまず原因が何であると考えられるのかを普段の生活の中から見つけ出し、適切な対処法を見つけることです。原因が違えば対策も変わってきますからね。
この記事が、おでこのベタベタに悩んでいた人の手助けに少しでもなれればと思います。