やってはいけない間違った毛穴ケア
鼻の頭に白や黒のツブツブが乗っているのをみると、つい「取りたい!」という衝動に駆られませんか?実を言うと私自身も、美容に詳しくない頃は、毛穴掃除用の棒などを使ってやたらと取り出していました。
そのときに私がした方法はといえば、
1.お湯で肌を柔らかくする。
2.毛穴掃除用の棒で汚れを取り出す。
3.冷水で肌を引き締める。
という方法です。
ですが、これは噂で広がった俗説で、美しくなるという目的には合っていませんでした。このような間違った毛穴ケアをしていると、むしろ赤ら顔になったり、穴が広がってしまう危険性もあるのです。
キレイなりたくて毛穴ケアするのに、逆に汚くなってしまうだなんて、残念でなりませんよね><思わぬトラブルでケアを逆効果にしないためにも、まずは間違ったケアをやめてみましょう。
[icon image=”point-b-r”]毛穴の白いのはなくならない!鼻に白いポツポツがあるととても気になると思いますが、これは毛穴に溜まって固まった皮脂。ですので取ってもすぐに復活します。取っても取っても、永遠に出てくるのです。
そのようなものを力ずくでとって、肌を傷つけるのはよくありません。そこから肌の乾燥などに繋がり、肌の状態がさらに悪くなることも有り得ますから、やりすぎたケアはしないよう気をつけてください。
では、よくある間違ったケア4選をご紹介します。
冷水で肌と毛穴を引き締めるのは間違い!
冷やすと毛穴が収縮する!という迷信があります。が、これは本当です。食用のお肉を冷やすと、肉が縮んで硬くなるようなものです。でも、これは美容上良くありませんし、正直言って意味がありません。デメリットしかないのです。
なぜかというと、肌を冷やすと血行が悪くなります。すると肌の血色が悪くなったり、赤ら顔になったり、栄養がお肌に行き届かなくなります。
栄養がきちんと行き届かないと肌が再生しにくくなるため、傷やくすみなどの回復が遅れます。
しかも、人間の身体には温かい血液が流れていますから、すぐに体温に戻ってしまいます。すると一時的には縮んだ皮膚も元通り。冷やした意味がまるでありません。
ただし、冷やすことによって「立毛筋」という毛を立てる筋肉は収縮します。やはり毛穴が縮まることはないんですが、鳥肌ができるので、毛穴が縮まったようには見えるでしょう。
クレンジングを皮膚にのせて放置&こするは間違い!
クレンジングは油汚れを浮かせてくれるものなので、それを利用して毛穴の汚れを落とそうとする人がいますが、毛穴の奥のほうのよごれは取れません。放置しておいたとしても同じです。
それより、クレンジングによって肌に必要な保湿成分が落ちすぎてしまうことが問題です。クレンジングはささっと済ませて、汚れを落とす洗顔に重点を置いたほうが肌をキレイに保てるでしょう。
そして「こする」というのもNG。肌に傷がついてしまい、それがお肌のトラブルの元になることも。
温かいタオルで顔を温めるのは間違い!
皮膚を温めると、皮脂がやわらかくなって取りやすくなります。ただ皮膚だけを温めると、その部分だけが暖まるせいで赤ら顔の原因になることも。
温めるのは良いのですが、お風呂に入って身体ごと温めるほうが安全です。血行がよくなってお肌に良いですし、寝つきがよくなるという意味でもお肌に良いです。
肌が冷えたままだと皮脂が固まっていて取りづらいですから、やはり温めることは必要なのですが、皮膚だけを温めることがないよう気をつけましょう。
毛穴引き締め系の化粧品を使わない!
アルコールによって皮膚の温度をさげて引き締めたり、皮膚のタンパク質を固めることで皮膚を引き締める化粧品があります。
ただしこれはほんの一時的な効果しかありません。鏡の前で自信をつけるための役目しか果たせないでしょう。
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以上がやってはいけない間違った毛穴ケアです。正しい毛穴ケアはこちらで紹介しているので、確認してください。
⇒毛穴を目立たなくする方法