半身浴で代謝がよくなるはウソ!半身浴の5つのウソ
綺麗になるために半身浴をが良いって言ってる女性は多いです。よくあるのは、「ぬるめのお湯を下半身だけが浸るくらい入れて、長時間つかりましょう」というもの。
しかし、長時間つかったからと言って脂肪の代謝も、肌の代謝もよくなるわけではありません。
どんなに長い間入ってもムダなんてこともあります。
なんでかというと、まず血液の流れをよくしても、エネルギーがほとんど消費されないため、脂肪は燃焼されません。
下半身浴を長時間したからといって、エネルギーが使われないわけですから、脚が細くなることはないんです。脂肪を燃焼したいのなら、汗をかいて運動しなくてはなりません。
それにお肌の代謝(ターンオーバー)が良くなりそうに感じるのもわかりますが、ならないんです。
[illust_bubble subhead=”ターンオーバーって何?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”douzo-w1-l”]ターンオーバーはお肌が新しい細胞に生まれ変わること。爪や髪の毛のようにどんどん生まれ変わっているため、ターンオーバーを早めれば、お肌が綺麗になるのも早まるというわけです。[/illust_bubble]なぜかというと、起きている間は栄養を脳に使われてしまうから。
ターンオーバーが活発になるのは脳が眠っている夜中であり、どんなに血流をよくしたとしても、栄養が肌で使われないと意味がないのです!
たしかに入浴によってストレスを解消できているのだとしたら、それはお肌にとって良い面もあるのでしょう。ストレスは活性酸素というものを発生させて、お肌も心も老化させますからね。
ですが、痩せたり、美肌になったりに直接関わることはありません。
さて、「半身浴でお肌が代謝がよくなる」ことがウソだとわかったわけですが、実はほかにもウソが混じっています。この記事ではそれらのウソをご紹介します!
半身浴のウソいろいろ
お風呂に入れば、たしかに汗はかきます。ですが汗は汚れの元になる皮脂腺から出ているわけではないのです。
汚れのように見える皮脂が洗い流されることはありません。毛穴を綺麗にしたい場合は、次の記事をご覧下さい。
[icon image=”point-b-r”]肌がうるおう!長時間水に使っていたといって、お肌の潤いは変わりません。それどころかお肌にある保湿成分の「セラミド」などが水に溶けるので、乾燥の原因になります。
だからお風呂を上がったあとは、きちんと保湿するように気をつけてください。乾燥肌の原因になります。
[icon image=”point-b-r”]冷え性が治る!これを信じている女性は意外と多いようなのですが、冷え性がよくなることはありません。
お風呂で血行がよくなるのは、あくまでも半身浴をしている最中と、直後の話。根本的な問題が解決されるわけではないのです。
冷え性を解決するには、食生活や生活習慣を見直す必要があります。バランスの良い生活を心がけてください。
では、どんな入浴が良いのか?
「だったらお風呂なんて入んなければいいんでしょ!」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。お風呂にも「リラックスできる」「寝つきがよくなる(入浴30分後くらい)」というメリットもあるのです。
だから良い入り方をしたのであれば、悪い事ばかりでもありません。
[icon image=”point-b-r”]良い入浴のポイント [check_list image=”check3-r”]- 温度は30~40度
- 肩までつかる。
- 入浴剤でリラックス効果アップ!
- 10~20くらいを目安につかる。
- 乾燥しないよう、入浴後はきちんと保湿。
意外と無視しがちなのが「時間」です。
お風呂ではすることがないため、10分も入っていられるか!
というタイプの人もいるでしょう。
ですが身体が温まるまで入らないと、
「寝つきがよくなる」効果を得られません。
防水テレビを持ち込んだり、普段考えないようなことを考える時間にしてみてはいかがでしょうか?
まとめ:半身浴が美容に良いのはウソだった!
下半身浴で代謝が良くなるのがウソなのをはじめ、これらのウソがあることがわかりました。
[check_list image=”check3-r”]- 脂肪の燃焼が良くなるはウソ!
- 肌の代謝がよくなるはウソ!
- 半身浴で毛穴から汚れが取れるのはウソ!
- お風呂で肌が潤うのはウソ!
- お風呂で冷え性が治るのはウソ!
とはいえお風呂すべてが悪いわけではありません。良い入り方をすればお風呂は美容にとっても有効なものです。せっかくの努力をムダにしないためにも、普段から美容に良い入浴法をするようにしたいですね!