サプリメントを飲みすぎると、このようなトラブル(害)に見舞われる。
身体やお肌の健康を考えて、ビタミン剤を飲む方がよくいらっしゃいます。そのように健康の意識が高い方ほど、「ビタミン剤だと吸収率が悪い」ということを知っていて、それが原因で裏目に出る行動をしていることがあるんです!
ですが、何事もやりすぎは禁物。ビタミン剤についても飲みすぎると様々なトラブルに見舞われてしまいます。
この記事では、よく飲まれるビタミン剤を飲みすぎると、どのようなトラブルに見舞われるのか?をまとめました。
どのような恐ろしいことになるのかを覚えておいて、あなたのお肌と身体の健康に生かしていただけたら幸いです。
[icon image=”check-b-r”]ビタミンE
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になる恐れがあります。骨粗鬆症というのは、骨に小さく細かい穴がたくさんできることです。
つまり骨が「もろく」なってしまうのです。背中を曲げたときに骨が変形したり、痛みが走ったりします。そしてもちろん骨が折れやすくなります。
なんで骨がこのような状態になるのかというと、それは骨のターンオーバーにあります。ターンオーバーというのは、お肌でも起こっていることで、美容ではかなり重要なことなので覚えておいてください。
[illust_bubble subhead=”お肌のターンオーバーとは” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]ターンオーバーとういのはお肌の新陳代謝のこと。肌は常に古い細胞を角質として捨てて、そのしたに新しい細胞を作り出しているのです。こうやって古い細胞をどんどん入れ替えることで、肌をキレイで健康に保っています。[/illust_bubble]
このような入れ替わりの作用をしているのですが、ビタミンEは骨の破壊速度を速める高価があります。それで骨の生成が骨の破壊に追いつけなくなり、スカスカの骨になってしまいます。
[icon image=”check-b-r”]ビタミンB皮膚の元になる、ターンオーバーには必須の栄養素です。
吸収しきれなかった分は、尿や汗に溶けて排出されます。そのため汗がすっぱくきつい臭いになることがあります。特にビタミンBの一種である葉酸というものを取りすぎると、大腸ガンになりやすくなるとも言われています。
[icon image=”check-b-r”]ビタミンCシミ予防などに役立つビタミンCですが、取りすぎには注意。
尿路結石や下痢になる恐れがあります。またビタミンCを取りすぎると、肝臓に負担がかかるため、嘔吐の原因になることも。血尿が出ることもあります。
ビタミンCが少なくても問題なのですが、多すぎてもトラブルの元になるので、難しいところですよね。
とはいえビタミンCは、普段の食事の中にもたくさん含まれているため、あまり意識して摂取する必要はないでしょう。尿として出るからどんなに取っても安全という説もあるのですが、残念ながら排出される前に身体に悪さをされてしまうので注意です。
[icon image=”check-b-r”]コエンザイムQコエンザイムQ10をよく耳にすると思います。これは飲みすぎると、心疾患などのリスクが高めると報告されています。
このように、美容にビタミンが必要なのは間違いないのですが、ビタミン剤は吸収率がよくないばかりか、お肌のトラブルを引き起こすこともあるのです。
だからできる限りビタミンは食事から取り入れ、サプリメントを飲む際にも、決められた量以上は飲まないように気をつけましょう。
参考記事:生野菜サラダがお肌に良いって本当?