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疎かにしがち!?今更聞けない保湿の重要性

 2017/11/10 乾燥・肌荒れ
この記事は約 5 分で読めます。 2,451 Views

お肌の保湿、してますか?

女性のお肌は非常にデリケートなので、なかでも乾燥に関して悩まれている方も多いと思います。日々の生活でお肌はエアコンの風や、衣類の擦れから刺激を受けて、乾燥してしまうんですよね。

今日はお肌の乾燥対策、保湿についてお話します。

 

お肌の乾燥の原因とは?

そもそもお肌はなぜ乾燥するのでしょうか?

乾燥の原因はさまざまですが、季節の変わり目やエアコンの風、紫外線といった外的ストレスと、食生活やホルモンバランスの崩れによる内的ストレスがあります。

 

まずは、理想のお肌を想像しましょう。赤ちゃんのお肌はプルプルしていて、ハリと弾力がありますよね。それはなぜかというと水分がたっぷり含まれているからなんです。

年齢を重ねると老化現象により肌から徐々に水分が失われていきます。なので、カサカサと乾燥し、溝ができるのでシワも増えてしまうのです。わかりやすい例でいきますと、新鮮なトマトはみずみずしく皮にハリがあります。

ですが、日がたってしまったトマトは乾燥し、水分が減ってシワシワになり残念な感じになってしまいますよね。老化はとめられません。私達のできることは、無くなっていくものをしっかりと上から補ってあげる事なのです。

 

お肌の構造と紫外線について

出典︰https://www.takasu.co.jp/mobile/topics/knowledge/skin.html

肌は大きく分類すると3つに分かれています。上から表皮、真皮、皮下組織です。この3つが十分に機能することでお肌が守られています。

表皮は、肌が潤っているとバリア機能を高め、保護膜をつくりだしてくれます。

真皮にはエラスチン、その間をヒアルロン酸などのムコ多糖があります。コラーゲンもヒアルロン酸も水分保持能力が高いです。肌のハリや弾力を与えます。

皮下組織は皮下脂肪などで、身体を守るクッションや体温を維持する役目を果たします。

私たちは紫外線を微量に日々浴び続けています。

そうすると、表皮の一番上にある角質層がダメージを受けて、肌が本来持っているバリア機能が低下し、肌の水分を上手く保持できなくなってしまうのです。そのため、肌が乾燥するのです。

 

間違ったケアをやめよう

保湿なんて毎日しているから大丈夫!と思っているあなた、本当にその保湿の仕方はあっていますか?ついやってしまいがちな間違ったケアをやめて、正しい方法で肌をキレイにしていきましょう。

化粧水を肌になじむようにたっぷり手でパタパタとつけている

間違いです!
化粧水は使えば使うほどいいという訳ではありません。肌の吸収できる水分量が限られているんです。平均的には500円玉大くらいが、肌に十分に水分を与えられる量と言われています。それ以上は浸透することが出来ないのでたっぷりつける必要はありません。

そして、肌を叩くようにパタパタと叩くのも間違いです。一見血行を良くしそうですが、肌への刺激や摩擦になってしまうので良くありません。

保湿クリームをたっぷり塗っている

これも間違いです。
保湿クリームを付けることはもちろん大切ですが、乾燥している肌にクリームをたっぷりと塗ることはオススメできません。まずは、水分がしっかりある状態でないと、油分で蓋をしただけになるからです。

 

正しい保湿の仕方

肌には水分だけでなく、保湿成分を与えることが重要です。でないと、せっかく水分を入れても蒸発してしまうからです。
保湿成分は現在さまざまな種類のものがありますが、耳にしたこともあるものをあげると、「セラミド」や「アミノ酸」が代表的なものとなります。

人間は常に毛穴の皮脂腺から皮脂を分泌しています。ですが、洗顔により大部分は失われます。年齢を重ねると分泌量が減っていくことも証明されています。
洗顔の後は乳液やクリームで失われた皮脂を補うことが大切です。

1. 洗顔後、柔らかいタオルで水分をふく

洗顔のあとは皮脂が少なくなっているため、水分が蒸発しやすくなっています。
水分を拭き取らずそのままにしていると、元々あった肌の水分が一緒に蒸発してしまいます。なので、肌を傷つけないよう優しくタオルで水分を取ります。

2. すぐに化粧水をつける

洗顔後は水分が蒸発し、乾燥しやすい状態なので、すぐに化粧水をつけましょう。先に油分を付けてしまうと弾いてしまい、水分が吸収されないので順番を守りましょう。付け方はパタパタ叩かず、両手のひらで優しく押しつけるようにつけてください。

3. 乳液やクリームで油分をプラスする

油分の配合量でいうと乳液<クリームとなります。
先に肌に入れた水分を蒸発させないよう肌の表面に薄く膜を作るようなイメージで伸ばしてください。

クリームをつけるときは、目元や口元の乾燥しやすい部分中心につけてください。もともと皮脂の分泌が多いTゾーン(おでこから鼻にかけて)をひかえめにしてください。

これがこれが一番簡単な洗顔後の保湿の方法です。
もし、美容液がある方は乳液やクリームで蓋をする前に塗ってくださいね。

メイク崩れと保湿の関係

メイクの時、ベタベタしたくないからサッと済ませている方いますか?メイク前の保湿が一番大事です!
十分に保湿をしていないと、乾燥しやすくなりメイクとの密着力が弱くなり、結果メイクが浮いて崩れやすくなります。

乾燥肌の方だけでなく、脂性肌の方も隠れ乾燥している可能性があります。お肌の表面に外敵をバリアする脂がないと、皮膚は「肌を乾燥させてはいけない!油をどんどんつくれ!」という指令を送るのです。これにより、過剰な皮脂分泌が行われメイクが崩れやすくなるのです。

お肌に必要な水分が満たされると、過剰な皮脂の分泌もなくなり、メイク崩れも少なくなります。

肌と向き合う時間を大事に!

お肌は自分の体や心の状態をあらわしてくれています。
朝、時間がなくてバタバタしていたり、夜も疲れて早く寝たい気持ちがあるかもしれません。

ですがこの先ずっと付き合っていくお肌を大事に思い、正しいケアをしていきましょう。

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