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大人ニキビと思春期ニキビの違い

 2015/02/21 ニキビ
この記事は約 7 分で読めます。 1,319 Views

最近は世間へのニキビへの感心も深まり、ただのニキビが「大人ニキビ」と「思春期ニキビ」に区別されるようになってきました。

[icon image=”check-b-r”]思春期ニキビ

「思春期ニキビ」は、10代の思春期に来る強烈なホルモンバランスの変化によってニキビが作られるものです。もう少し詳しくいいますと、ホルモンバランスによってターンオーバーという、

 

お肌の新陳代謝(うまれかわり)が上手く行かなくなります。

 

お肌は「古い細胞(角質)を捨てて、それと同時に新しい細胞を作る」という作用を繰り返しているのですが、この動きがおかしくなるということです。

 

ホルモンバランスが崩れると、新しく生まれた細胞が未成熟なまま成長が止まってしまうことがあります。未成熟な細胞は、未成熟なだけに古くなっても本来のタイミングで肌から剥がれ落ちてくれません。

 

これがお肌に積み重なって、毛穴の中から皮脂やゴミなどを逃がさない高い防壁となり、溜まった皮脂などがニキビの原因になります。

 

もうひとつは、ホルモンバランスの異常な変化による皮脂の過剰分泌です。毎回あぶらとり紙で除去すれば問題ないのですが、皮脂はアクネ菌のエサとなるので、放っておくとニキビが大量発生することになるのです。

 

[icon image=”check-b-r”]大人ニキビ

大人ニキビは思春期ニキビでない一般的なものを言います。ホルモンバランスの急激な変化ではなく、乾燥やストレスによるところが大きいです。

 

10代のとき思春期ニキビがぜんぜん出来なかった人でも、20代から突然に大人ニキビだらけになってしまうことも。

[illust_bubble subhead=”ニキビを作るのはアクネ菌!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]ニキビを作っているのはアクネ菌という菌です。これが毛穴に詰まった皮脂やほこりなどをエサとして繁殖することで炎症を起こし。ニキビを作ります。[/illust_bubble]

大人ニキビと思春期ニキビの原因の違い

[icon image=”check-b-r”]大人ニキビの原因

ニキビというとお肌のテカりだとか、皮脂だとかが原因と思われがちです。しかし実際は、ストレスや偏った生活習慣が原因であることがほとんどなのです。

 

私のところにもニキビで悩む男性がいらっしゃいますが、そういった方はだいたい、離婚のストレスを抱えているだとか、転職でストレスを感じているだとか、会社で人間関係や仕事が上手く行かないことによるストレスだとか、毎日が同じことの繰り替えしにストレスを感じている方がいらっしゃいます。

 

それによってアクネ菌への免疫が落ちることや、ターンオーバーが失敗して、毛穴に物が詰まりやすくなることが大人ニキビの原因です。

 

乾燥によってお肌が厚くなり、毛穴にものが詰まりやすくなることもあるので、対策する際には保湿を怠らないことも必要です。

[icon image=”check-b-r”]思春期ニキビの原因

思春期ニキビは、この記事の冒頭でお伝えしたような、体質によるものがほとんどです。

 

ただし、甘いものを食べ過ぎたりするとニキビが悪化することもあるので、少しでもニキビを抑えたい場合は、甘いものを控えるようにすると良いでしょう。同じように、夜更かしで悪化することもあります。

 

思春期ニキビの怖いところは、思春期なだけに、ニキビで悩む方が気にしすぎてしまうこと。「皆が気持ち悪いと思ってるのでは?」「こんなんじゃ恋愛もできない。」と気にしすぎて、それがストレスとなります。

 

そしてそのせいで、せっかく思春期が終わったというのに、思春期ニキビからすぐに、大人ニキビにシフトしてしまうことがあります。

 

思春期ニキビは遺伝的要素がほとんどなので、思春期が終われば、驚くほど急にキレイにニキビがなくなります。(ニキビで悩んでいろいろ調べていると、そういった人がたくさんいることに気が付いたと思います。)

 

「これは体質だから仕方がない。あとでキレイになるから大丈夫」と考えてあまり気にしすぎないことが思春期ニキビへの理想的な対応です。

大人ニキビと思春期ニキビの治療法の違い

[icon image=”check-b-r”]大人ニキビの治療法

大人ニキビの原因は、生活習慣の乱れやストレスが大きな原因です。ですからニキビを気にしている限り、治療の望むのは難しいです・・・。

 

それに思春期ニキビのように、皮脂の過剰分泌が原因なわけではないので、塗り薬では治らないことが多いのも特徴です。(もちろん原因次第では治りますが。)

 

そしてもうひとつ取りうる対策は、角質を正常な状態で保つことです。具体的には、きちんと保湿することが重要です

 

保湿をしておかないと、乾燥した肌を守ろうとして、角質が急いで作られます。しかしこの細胞は急いで作っただけあって、細胞としては未成熟。肌を守りきることができません。

 

ということは、お肌はまだ危険な状態ですから、さらに角質が急いで作れます。そういった連鎖によって角質はどんどん熱くなり、毛穴は角質で埋められていきます。

 

つまり、皮脂などがお肌にたまりやすくなるのです。そういってことにならないように、保湿してお肌を守ってあげることが必要なのです。

 

また30代くらいになると、ターンオーバーの作用も衰えて、どうしても余計な角質が溜まるようになります。ですからこのくらいの歳からは、定期的に(週に1、2回程度)ピーリングをするのが必須となってきます。

 

[illust_bubble subhead=”黄色いニキビは潰しても良い!?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”point-w1-l”]先端が黄色くなっているニキビは潰しても大丈夫です。むしろ膿を出したほうがニキビは早く治りますし、痕になる心配もありません。でも赤いにきびは潰さないように気をつけて・・・。[/illust_bubble] [icon image=”check-b-r”]思春期ニキビの治療法

遺伝的なものなので、取れる対策はあまりありません。とりあえず、皮脂が過剰分泌されていることが多いので、あぶらとり紙などで皮脂を取りましょう。

 

中学生くらいだと、あまり知識がなく1日に何度も何度も洗顔をしてしまうことがあります。しかしこれがニキビ悪化の原因。

 

何度もあらうとお肌の保湿成分が失われて、肌が乾燥します。そして肌が乾燥すると、乾燥から肌を守ろうとして、新しい細胞を即席で作られます。しかし、促成の細胞は未成熟なので、肌を守りきることができません。

 

それでどうなるかと言いますと・・・肌を守ろうとして、さらに未成熟な細胞が作られるのです。

 

こうやって肌はどんどん厚く、そして毛穴はどんどん塞がっていきますから、ニキビができやすい環境が整っていきます。それに加えて思春期の「皮脂の過剰分泌」があるわけですから、この2つが揃ったら、たちまちニキビだらけになってしまいます。

 

くれぐれも、必要以上の洗顔は控えるようにしましょう。洗顔は朝起きたときと、帰宅したときの2回。この2回程度で十分です。

 

それに加えてお風呂から上がったあとの保湿を忘れないようにして、お菓子をできるだけ控えるようにすれば、ほぼ万全です。

 

もし今お悩みのニキビがあるようでしたら、次の記事が役に立つはずです。確認してみてください。
ニキビを早く治す方法

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