ささくれは取ったダメ!ささくれができたときの美人の対処法
爪の付け根からベロンと皮が剥けるのを「ささくれ」といいます。これってとても気になるし、触れると痛かったりするからついむしりたくなるんですよね…(汗)
寝ようと思ってベッドに横になってとき、
布団にカチカチになったささくれが引っかかったりして…。
で、ひっぱられたときに物凄い痛みがあって、ものすごく痛いんですよね…。それでささくれがさらに伸びていたりして…><!思い出しただけでも痛くなりますね!
そんなささくれですが、むしるのは良くないんです。この記事ではその理由と対処法についてお伝えします。たぶんこれを知っているだけで、冬のいや~な痛みから解放されるはず。ぜひご活用ください!
[illust_bubble subhead=”そもそもささくれって何よ?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”normal-w1-l”]ささくれというのは、爪の付け根のところの川がむけているものをいいます。「さかむけ」とか「親不孝」なんて呼ばれることもあります。親とは関係ないありませんが。これは何かでぶつけたりしてできるわけではなく、栄養バランスなどの問題で自然にできるものです。[/illust_bubble]
ささくれはどうしてできるの?
手をぶつけたときに剥けたのかな…と思い勝ちですが、そうではありません。ささくれは栄養やお肌のターンオーバー(お肌の回復機能、30日周期で肌は生まれ変わっています。)と関係しています。
たとえばビタミンB2。これは肌の細胞を作るのに必須の細胞です。これが不足すると肌を正常に作る事ができなくなります。そして爪の付け根の皮膚のように、薄いところから問題が出始めるのです…。
つまり、ターンオーバーが上手く行かなくなって問題が起こりますよ。という、乾燥肌などとも通じたものなのです。ということは、ささくれを予防するには肌を健康に保つケアをすればいいだけということです!
肌に必要なビタミンを摂取するために栄養バランスの良い食事をとり、夜は6時間以上寝て、ストレスはきちんと解消しましょう。そして、お肌を守るためにも何より保湿が大事です。
これらでささくれを予防できます。逆に考えると、ささくれができるということはお肌によくない原因がどこかに潜んでいるということ!ささくれができたときには、生活環境などを見直して、お肌によくないところがないかな?と探ってみてください。
ささくれを取っちゃいけないワケ
ささくれってあると邪魔だし気になるし痛いしで最悪ですよね。そこで気になるから皮をむしっちゃおう!と思う人もいるはず。(私もそう思ってむしった経験があります。)
でも、お肌の健康やキレイさのことを考えると、むしるのはよくありません。
皮をむしったということは、お肌のバリアをなくしたということですので、そこから菌が大量に入ってきます。化膿することもありますし、病気にもかかりやすくなります。タイミングよく感染症が流行りだしたりしたときには、真っ先にかかってしまいます。
そんな大げさな…。と思うかもしれませんが、私たちの手は色々なところに触れるため、大量の菌が潜んでいます。だから便利なのと同時に、傷ができたときには弱くもあるのです。
またさすがに稀ではありますが、爪をはがすことになったという例も…。
そして何より、むしると傷が残りやすくなるのも問題です。むしられた部分はバリア機能がないので、外部からの刺激をストレートにうけることになります。
するとそういう部分の角質は急いで作られますから、未熟な角質で構成される肌になってしまいます。そして未熟なので、いとも簡単に剥がれます。
つまり、ささくれができやすい状態の肌になってしまうということです。
ささくれに悩まされたくなかったら、むしるのは辞めた方が良いです。
[illust_bubble subhead=”完全無視もよろしくない!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”point-w1-l”]だからといって、完全に無視すればいいというわけではありません。ささくれがどこかに引っかかりさらに剥けるようなことがあったら、傷が広がりますし、何より痛いですよね。[/illust_bubble]ささくれができたときの対処法
ささくれができたときは、クリームを塗って覆いましょう。剥けた皮が剥けてないように見えるくらい、しっかりと覆ってください。保湿の基本は美容液なのですが、このように皮がめくれているときに美容液では役不足です。皮を押さえることができるクリームを使いましょう。
そうしておけばどこかに引っかかる心配はありませんし、残った皮がバリアとして働いてくれます。そのまま残しておけば、ささくれになっている細胞自体がターンオーバーという働きによりいらなくなって、自然に落ちます。
それまでの約1~2週間くらい。ささくれの動きを観察しておくと面白いかもしれません。おそらく気が付いたたときには、ささくれがなくなっていた!なんて状況になることでしょう。