スキンケアをすると肌が赤くなるという人へ
キレイでいたくてスキンケアしているのに、どうしてか化粧品が肌に合わない。肌が赤くなってしまう…。そんな悩みを抱えている女性のための記事です。
化粧品を使って肌が赤くなるとき、「肌の相性が悪い」と言われることがありますよね。これは「相性」という言葉によってボカされていますが、正確には「私の肌はこの化粧品の刺激に耐えられない」という意味です。
たとえば、あなたが「美しくなるケアスキン」という名前の化粧水とかリキッドファンデを使って、肌が赤くなったとします。
このとき、あなたと化粧品と相性が悪いせいで赤くなったと思われがちですが、単にその化粧品の刺激に、あなたの肌が耐えられなかったというだけの話なのです。逆に赤くならない人は、刺激に強い肌を持っている人です。
ですので赤くなって困っているという人は、低刺激の化粧品、できれば敏感肌用の化粧品を使ってみると良い結果が得られるはずです。
刺激が強い化粧品の特徴
刺激が強い化粧品には、これらの特徴が含まれていることが多いです。
[check_list image=”check3-r”]- 防腐剤入り
- 界面活性剤が多い
- 自然由来で運悪く問題のあるものが混じってしまった
- 雑な管理体制で作られた化粧品
まず液体状のものは、腐りやすいため防腐剤でそれを防いでいます。ただ防腐剤がなければいいのか?と言われるとそうとも言い切れません。
確かに防腐剤は刺激がありますが、腐った化粧品を使うよりかははるかに安全だからです。なんで「防腐剤未使用」と書かれた化粧品は、早めに使い切るよう意識するのが良いです。
そして特に危険なのが、界面活性剤。これは本来なら水にとけにくい油を水に溶けるようにするために、油と水の間を取り持ってくれるものです。
界面活性剤は刺激が強いですし、必要な皮脂や保湿成分までゴッソリと持っていってしまうので、使ったあとは保湿が必須です。クレンジングなどの化粧を落とすものに多く含まれています。
泡タイプのオクレンジングはクレンジングの中でも界面活性剤がかなり多く使われているので、やめておいたほうが良いです。クリームタイプがおススメ。
次に自然由来。自然由来の化粧品は安全で新鮮なイメージがあるかと思いますが、
自然だからこその危険というのもあります。自然のものを取り入れているため、生産者が商品の状態を把握し切れていないのです。
だからこそ余計なものが混じりこんだりして、刺激が強い化粧品ができてしまうことも。
最近は科学が進歩しているおかげで、自然由来でなくとも十分安全です。それどころか、自然由来では予想できない問題が起こるということを考えると、自然由来でないほうが安全と言えます。
最後に、雑な管理体制のせいです。ときどき驚くほど安い化粧品ってありませんか?たとえば美容液が1本100円とか。しかもセラミド入りというありえなさすぎる質の高さ。
そういうものは人件費などもろもろを節約して、原価も徹底的に節約していることがほとんどです。というより、そうしないと会社が生きていけません。
状態が悪いものを使っていたり、生産の途中で異物が混入したりと問題が多いようなので、極端に安いものがあっても使わないでおくのが良いです。肌を痛めるので、「好奇心でちょっとだけ…」というのもやめておいたほうが良いです。
たとえ使うとしても、服で隠れる位置にしておいてくださいね!
保湿が十分でない。化粧品意外のもの
もしかしたら化粧品のせいではなく、保湿が十分でなかったために、他の異物のせいで肌が赤く荒れているという場合もあります。
「いやいや、外で顔に何も触れないから」と思うかもしれませんが、肌が弱い人は髪の毛に触れただけでも肌が荒れてしまうのです。好きな人に手で顔を触れられただけでも肌が荒れてしまったりすることも…。
なのでもし化粧品を見直したのにまだ良くならないというときは、保湿がきちんとできているか?も見直していてください。
できればセラミド入り、最低でもヒアルロン酸を含んだ美容液で、肌をまんべんなく保湿しましょう。(化粧水は肌に栄養を与えるもの。保湿には向かないので要注意!)
次のページで湿度0%でも乾燥しない成分、「セラミド」が入った化粧品を紹介しています。参考にしてください。