ピーリングとは?30代以降は必須の美白対策
ピーリングとは、お肌の表面にある余計な「角質」を落として、ターンオーバーを早めることです。
形状は、石鹸型や、ジェル状などいろいろあります。もしイメージが沸かない場合は、『石鹸などに近いもの』と考えてください。
さて、「ターンオーバーを早める」ということでしたが、ターンオーバーとはなんだったでしょうか?
[faq_q color=”green”]ターンオーバーって?[/faq_q][faq_a]ターンオーバーというのは、お肌の古いも細胞がはがれおち、変わりに新しい細胞が生まれること。新しい肌に生まれ変わって、綺麗になることをいいます。1周期(新しい細胞が生まれてからはがれるまで)は、だいたい1ヶ月くらいです。つまりは1ヶ月間しっかりと保護しておけば、綺麗な肌になれるわけです。[/faq_a]これを早めるということはつまり、お肌が綺麗になるのを早めるということです。
たとえば、目立つ位置にシミができたとします。となるとお肌が綺麗になりきるまでの1ヶ月間、シミに悩まされることになるはずですよね。
でもピーリングをしたなら話は別です。ターンオーバーを早めることでシミが早くなくなりますから、予定よりもずっと早くに、シミに悩まされる生活から解放されるのです!
もちろん回復を早めるわけなので、肌荒れも早く治りますし、肌の表面にできてしまった乾燥ジワにも効果的です。
[illust_bubble subhead=”なんでピーリングで早くなるの?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”douzo-w1-l”]角質が落とされると、身体がどうにか回復しようとして、新しい細胞を早めに作るようになります。とはいえ早くしすぎも禁物!その恐ろしさについてはこの後にご説明します。[/illust_bubble]ピーリングは肌を綺麗にするわけですが、効果はそれだけではありません。
余計な角質を取り除くことで、美白成分などを肌の奥まで浸透させることができます。皮膚が厚いと、せっかくの成分がうまく効果を発揮できないことがありますからね。こちらも重要な機能です。
とくに30代以降はターンオーバーの速さがだいぶ落ちているので、余計な角質がたまりやすくなっています。ですので週に1回か2回のペースで、ピーリングするのが理想的です。
面白いくらいに角質がポロポロ落ちますし、美白化粧品と組み合わせることで、放っておいたらずっと消えなかったシミが消えたりしますから、一度使ったらしばらくはクセになると思います!
ピーリングのやりすぎは禁物!
ただし、ピーリングのやりすぎには注意してください。やりすぎると、必要な角質まで落としてしまうので、色々なデメリットに襲われることになります。
角質がなくなるということは、お肌のバリア機能がなくなるということです。そのせいでちょっとした刺激物で荒れてしまったり、紫外線をちょっと受けたくらいで、シミになったりしてしまいます。
紫外線でコラーゲンが簡単に壊されて、シワになることもあります。
美白や、アンチエイジングのためのピーリングなのに、逆に老化を一気に進めることになりかねないわけです。
これは恐ろしい失敗です。
お子さんがいる方は、お風呂場などにくれぐれも置かないようにしてください。こどもが面白がってたくさん使ったら大変です。
こどもは紫外線を浴びる量がとても多いですから、若くしてシミだらけになったり、皮膚がんになることも十分ありえます。
[deco_bg image=”postit4″ width=”600″]10年前くらいでしょうか。ピーリングが流行りだしてきたころ、とある温泉にピーリング石鹸がおいてありました。シャンプーのように、押すと出てくるタイプです。私もそうでしたが、はじめての人は、悪そうなものが肌から剥がれ落ちるのがなんだか面白くて、ついついやりすぎてしまうんですよね。そこでまさに使いまくっていた親子がいたんです。「使いすぎるとシミになる恐れがあるので、1回にしてください」という貼り紙があったにも関わらずです。当時の私は美容関係で働いているわけではなかったので、「大丈夫かな・・。」と見守ることしかできませんでした。
それから数日後の旅館から帰る日、例の親子が「肌が荒れるし、この子はシミができて大変!どうしてくれるの?」と仲居さんに怒っているのを見ることになりました。ほっぺに大きいシミができてしまっていましたが、彼女たちはあのあとどうなったのでしょう・・・。
ちょっとした感動や好奇心がシミを作ってしまう原因になるので、たとえ「面白い!」と思ったとしても、やりすぎないように注意してくださいね![/deco_bg]
ピーリング石鹸の使い方
ピーリングという言葉を聞きなれない人は「なんか難しそう・・・。」と思う事が多いのですが、使い方は、他の石鹸類とあまり変わりません!
[check_list image=”check3-r”]- 顔や身体など、ピーリングする場所を洗いましょう。
- ぬれたままの状態で、ピーリング石鹸を泡立ててから乗せます。
- 泡をやさしく塗るようにして、伸ばします。
- 多くのピーリング剤は、ここで数分放置することになります(使用法に従ってください。)
- ぬるめのお湯で洗い流して終了!
でも、実際は必要のない角質を落としているだけなのだから、問題ないのです。それどころか無駄な角質を残していると、ターンオーバーがどんどん遅くなるし、化粧品の馴染みも悪くなるのでよくないのです。
でも、ピーリングが悪い!という人の気持ちも少しはわかります。彼女たちはなんとなくピーリングが悪いといっているのではないのです。10~20年くらい前のピーリングが流行りだしてきた時期。あのころはピーリングのせいでシミができたり荒れたりと、しかも皮膚科で問題が大発生していたのです!
酷すぎて、ニュースで報道されることもあったくらいです。ですので、当時お洒落ざかりだった人たちが、ピーリングを当時の危険なもののままだと思っいこんで、「ピーリングは危険!」といっているのではないでしょうか。
でも、今のピーリングは大丈夫です。市販の化粧品としてピーリング剤を売れるほどに安全になっていますし、日本皮膚科学界すらも、ピーリングを薦めているくらいです。なので安心して試してみてください。[/deco_bg]
おすすめのピーリング剤はこちらで紹介しています。確認してみてください。
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まとめ:ピーリングは肌の余計な角質を落として、綺麗にしたり化粧品の浸透をよくしたりするもの。
ピーリングには、このような二つの効果がありました。
[check_list image=”check3-r”]- 肌の余計な角質を落としてターンオーバーを早める。
- 美白成分などを浸透しやすくする。
30代くらいからはピーリングは必須といっていいほど効果的なものですが、いっぽうで使い方を間違えるとお肌トラブルの元になります。
使いすぎることなく、使用方法を守ってピーリングするようにしてください。ピーリング経験がまだない人は、ぜひともすぐに始めてみてください。余計な角質が一気になくなうので、化粧品の浸透感がいっきに変わるはずです。