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SPFとは?意外と知らないSPFの3つの真実

 2015/02/11 しみ 日焼け止め 紫外線対策
この記事は約 6 分で読めます。 1,646 Views

日焼け止めやファンデーションには、SPFという表記があります。もしかしたら、あなたはこれを「紫外線をどのくらいブロック」できるのか、と捕えているかもしれません。

 

が、SPFにはもう少し深い意味があるんです。だから「どのくらいブロックできるのか」みたいな理解だと、日焼け止めの使い方を間違えて、効果をなくしてしまう恐れがあります!

 

ここでは知っているようでよく知らないSPFについて詳しくご紹介します。ぜひ参考にして、あなたの美白に生かしてください!

 

[illust_bubble subhead=”SPFとは?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”douzo-w1-l”]SPFは、サンバーン(日焼けして肌が赤くなること)が起こるまでの時間を引き延ばすものです。何の 準備もしていない場合、人間の肌は約20分でサンバーンを起こすと、各種専門誌などで言われています。

SPFは、この時間を数倍にすることができます。たとえばSPF10なら20分×10=200分、SPF20なら20分× 20=400分といったように、サンバーンが起こるまでの時間を大幅に伸ばすことができるのです。[/illust_bubble]

塗る量が少ないと、効果が激減する。

海やプールに行ったとき、日焼け止めを塗っている女性を見ていつも思います。「あんな量じゃぜんぜん意味ないよなー・・・。」と。

 

日焼け止めって、多くの人が思っているよりも、ずっと多くの量を塗る必要があるのです。とある専門書では、1cm2(たて1cm、よこ1cmの正方形)につき、2mgの日焼け止めが必要と記されています。

 

これはどのくらいの量かというと、手のひらに日焼け止めを載せて、500円玉の大きさくらいになる量です。

 

ところが多くの方は、手のひらにちょっと出して全身に塗っていたり、指の上にほんのちょっと出して、顔全面に塗っていたりします。

 

コスパは良いかもしれませんが、これでは量が少なすぎて、日焼け止めがきちんと効果を発揮できません。

 

塗る量が本来の半分だった場合、どのくらい効果が落ちるのかといいますと・・・半分程度ではすみません。日焼け止め効果が1/4にまで落ちるとよく言われています。

 

ということは、もし1/4の量しか塗っていなかった場合には??効果は1/16にまで落ち込んでしまうのです。

 

よくあるSPF30日焼け止めが、SPF1くらいにまで落ち込んでしまうわけ。日焼け止めを塗ったはずが、塗ってない場合とほとんど変わらなくなっているわですから、これってとんでもない損ですよね。。。

 

「ちゃんと日焼け止め塗ってたのに・・・。シミだらけになったんだけど・・・。」という女性がよくいらっしゃるのも納得です><

SPFは紫外線を完全カットするという意味ではない!

SPFの意味をもう一度確認してみましょう!SPFはサンバーン(皮膚が赤くなること)になるまでの時間を●倍に引き伸ばすものです。

 

人間の肌がサンバーンを起こすには約20分かかるので、SPF10なら、20分×10で200分、SPF30なら20分×30で600分といったように・・・。

 

「じゃあ大丈夫じゃん!」と思われるかもしれませんが、「サンバーンになるまでの時間を遅らせる」というところがミソです。

 

紫外線を完全ブロックして、シミを一切つくらないという意味ではない
のですね・・・。

 

ブロックできているように見えても、少しずつ紫外線を蓄積して、シミを作るための準備がされているのです。同じように、紫外線がお肌のコラーゲンを破壊して、シワやたるみの原因になることだってあります。

 

だから紫外線対策は絶対必要ですが、それ以前に紫外線をなるべく浴びないように
するという努力が必要です。

[illust_bubble subhead=”シミは貯金箱構造で作られる!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]シミは、メラノサイトというシミ製造工場が、紫外線を溜め込んでつくるも のです。だからほんの少しの紫外線だとしても、貯金箱にどんどん溜まっていきます。そしてチリが積もって貯金 箱が満杯になったとき、お肌にメラニン色素が、つまりシミが排出されるのです。だから十分に紫外線をブロック していたとしても、多少のシミができるのは仕方がないことです。[/illust_bubble]

SPF15以上は、効果がほとんど変わらない!?

意外に思うかもしれませんが、紫外線ブロック効果自体はSPF15も30も50も大して変わりません。専門書によると、SPF15での紫外線遮蔽率(ブロック率)は94%、SPF30での紫外線遮蔽率(ブロック率)は97%だ そうです。

 

97と94とでは、大して変わりませんよね。もちろん97%は3パーセントの紫外線を通し、94%は6パーセントの紫外線を通すわけですから、3と6で、通す紫外線の量が倍になると考えるかたもいらっしゃるでしょう。

 

が、紫外線の量自体はどちらも大差ない、極小の量です。だから「紫外線を少しでも防ぎたい!」という方を除いては、SPF15以上なら、どのくらいの時間サンバーンを防げるか?を考えて選ぶのが良いということになります。

 

でも、もしあなたが「徹底的に紫外線を防御していつまでもキレイでありたい!」という意識の高い女性ならば、迷いなくSPF50をおススメします。ただSPF50のものは、刺激が高いものが多いので要注意。

 

日焼けは防げても、肌荒れになってしまいました。なんてトラブルがとても多いです。そこでこのサイトでは、低刺激かつSPF50の日焼け止めの中で、私自身が使ってみて、「これは良い!」と思ったものをご紹介しています。

 

こちらの記事で紹介しているので、確認してみてください。
おススメの日焼け止め

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